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2017年10月2日月曜日

外部サーバー(DB、SMTB、Redisなど)との疎通確認を簡単にする方法

<使用コマンド>

netcatコマンドというのを使います。コマンド自体は、「nc」です。

# nc


<使うシチュエーション>

・複数台のサーバーでアプリケーションを構成する場合、
それらの間の、通信の確認だけをまず行いたいという時があると思います。

・プログラムソースレベルの問題なのか、
ネットワーク関連の問題なのかを切り分けるのにも使えます。




<ncコマンドが入っていない時>

# which nc で、インストール状態を確認して、
入っていないようでしたら

# sudo yum install nc nmap
または
# sudo apt-get install netcat



<コマンドの文法>

# nc -v 対象ホスト(IPアドレス等) ポート番号

「-v」により、通信の詳細を表示させます




-----------------------------------------------------------------
<利用例>

■SMTPサーバーとの疎通確認

(例)
SMTPサーバー: mail.sample.com
ポート番号: 25

# nc -v mail.sample.com 25
出力
Connection to mail.sample.com 25 port [tcp/smtp] succeeded!
220 mail.sample.com ESMTP


接続はOKなようです。
Ctrl+C を打つと、もとに戻ります。


逆に、何もレスポンスが帰ってこないようでしたら、
ネットワーク的につながっていないということです。

確認ポイント:

  • 相手サーバー名は正しいですか
  • ポート番号は正しいですか
  • ファイアーウォールなどで閉じていませんか(こっち側)
  • ファイアーウォールなどで閉じていませんか(相手側)
  • 相手側サーバーから、接続許可は出ていますか
  • 相手側サーバーは、動いていますか






■DBサーバーとの疎通確認

(例)
DBサーバー: sql.sample.com
ポート番号: 3306

# nc -v sql.sample.com 3306
出力
Connection to sql.sample.com 3306 port [tcp/ms-sql-s] succeeded!


接続はOKなようです。
何もレスポンスが帰ってこない場合については、前述のとおりです。
Ctrl+C を打つと、もとに戻ります。





■Redis /Elasticache サーバーとの疎通確認

(例)
DBサーバー: hoge.cache.amazonaws.com
ポート番号: 6379

# nc -v hoge.cache.amazonaws.com 6379
出力
Connection to hoge.cache.amazonaws.com 6379 port [tcp/*] succeeded!
入力
set hoge 123 など


接続はOKなようです。
何もレスポンスが帰ってこない場合については、前述のとおりです。
Ctrl+C を打つと、もとに戻ります。





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